女性がWEB系エンジニアになる5つのメリット
2021年3月17日 掲載
もともとは男性ばかりだったエンジニア職ですが、最近は女性にも人気が出てきました。
女性でもエンジニアとして活躍し、高く評価されたり、管理職に出世したりする人は多くいます。
今回は女性がWebエンジニアになるメリットを紹介します。
実はエンジニア職は女性にとっても働きやすい職種の1つであり、「プログラミングに興味がある」、「スキルを身につけて安定して稼ぎたい」という方におすすめです。
女性がWebエンジニアになる具体的なメリットは次の5つです。
- ライフプランに合わせて仕事が出来る
- 単価が他の職業に比べて高め
- 成果が分かりやすい
- リモートワークがやりやすい
- 自分で稼げる
これらのメリットの中にピンとくるものがあれば、Webエンジニアをぜひ目指してみてください。
1.ライフプランに合わせて仕事が出来る
女性がWebエンジニアになる1つ目のメリットは、ライフプランに合わせて仕事ができる点です。
転職する前に「結婚して子供ができた後も働き続けられるかどうか」を考えるのは重要です。
エンジニア職は育児休暇、産休が取りやすく、結婚し子供ができてからも、同じ会社で働くことができます。
また、同じ会社でなくても、他の会社にエンジニアとして転職することも可能です。
就職・転職の際には子育て支援・サポートの体制が整っており、キャリアを真摯に考えてくれる企業を選択するといいでしょう。
エンジニア職は転職が当たり前の職種であり、1つの会社で身につけたスキルは他の会社でも役に立ちます。
扱うプログラミング言語やフレームワークなどの技術が同じ会社なら、1から学び直すことがないため、容易に転職可能です。
他の職種の場合転職すると給料が下がってしまう場合も多いですが、エンジニア職は人手不足であるため、むしろ給料がアップする場合も多いです。
また、お子さんがまだ小さいうちは正社員ではなく、派遣社員として働き、その後正社員に戻ることもできます。
このように状況に応じて柔軟な働き方を選ぶことが可能です。
ただし、全てのIT企業が優良なのではなく、育休・産休が取りにくかったり、残業時間が長かったりすることもあります。
こういった企業に勤めると子育てとの両立が難しくなるので、転職前に会社の評判をよく確認するのが重要です。
「転職会議」などのクチコミサイトを閲覧すれば、企業のリアルな評判が分かるので、転職前にぜひ一読してみてください。
ワークライフバランスを重視した会社なら、ライフプランに合わせて仕事ができるでしょう。
2. 単価が他の職業に比べて高め
エンジニア職は他の職業に比べて、単価が高めとなっています。
そのためエンジニアに転職することで、子育てにお金をかけたり、夫の仕事量を減らしその分家事を任せたりすることが可能です。
なぜ単価が高いかというと、エンジニア職は人手不足の傾向が強いからです。
プログラミングスキルなどは大学の情報工学部などでしか学ぶ機会がなく、身につけている人が少ないです。
また、なんとなくつまらない仕事と思われていたり、ブラック企業が多いと誤解されていたりすることも多く、求人を出しても人が来にくいのです。
加えて情報工学部の優秀な学生は大手を目指すことが多く、中小・ベンチャーに人材が集まらない傾向があります。
単価が高いもう1つの理由は、エンジニアの重要性が社会的に増しているからです。
スマホやパソコンを通じて、ゲームやアプリなどをみんなが日常的に触るようになりました。
そしてIT製品は日々進化し、ソフトウェア・ハードウェアは次々と新商品が販売されています。
更に、電化製品などにもコンピュータが搭載されているのが当たり前になりました。
こういった時代背景もあり、エンジニアの仕事量が増しているのです。
またエンジニア職は人工知能から仕事を奪われる心配も少ないです。
このように、需要が増しているにも関わらず人材が少ないのがエンジニア職です。
それならば企業が人材を得るにはとうするかというと、給料を上げるしかありません。
こういった理由でエンジニア職は単価が高めになっています。
3.成果が分かりやすい
エンジニア職は女性も男性も結果を出せば平等に評価されます。
なぜならエンジニアの仕事は成果が数字として見えるため、客観的に人事評価してくれるからです。
これまで女性という理由で評価が上がらなかった経験をした人もいるかもしれません。
しかしエンジニア職はそんなことはなく、納得の行かない評価を付けられにくいのです。
もちろん、成果を出すためには高いスキルが必要となります。
アーキテクチャスキルや要件定義、設計書作成などの上流工程のスキルを身につけたり、マネジメントスキルやスケジュール管理などプロジェクトマネージャーとしても活躍したりすることで評価が高まりやすくなります。
エンジニア職はスキルを身につけるために日々勉強する必要があり、大変と思われる方もおられるかもしれません
しかし、成果がしっかり評価に繋がるため、勉強のモチベーションも湧いてきやすいです。
また、これ以上評価されるのが難しいというところまできたら、転職したり独立したりして、市場価値や年収を上げていくこともできます。
このように、エンジニア職は成果が可視化されるので、フェアに評価してもらえるのもメリットです。
4.リモートワークがやりやすい
エンジニア職はリモートワークがやりやすいのもメリットです。
なぜならプログラマーの仕事はパソコン一台で可能ですし、クライアントとの打ち合わせも少ないからです。
会社との連絡は「Slack」や「Zoom」などのツールを使えば簡単に行えます。
また「Dropbox」や「Google Cloud」を使えばファイル共有も可能です。
現状コロナ禍ですので、リモートワークができるのは大きなアドバンテージでしょう。
また、リモートワークができると、会社の近くに住む必要がなくなるため、地方で働くという選択肢も選べます。
夫の仕事の都合に移住先を合わせることもできますし、お子さんが才能を伸ばせる学校へ通える場所に引っ越すこともできます。
リモートワークのもう1つのメリットは、出勤時間がなくなることです。
満員電車に毎日揺すぶられる時間がなくなれば、ストレスがかなり減るのではないでしょうか?
また、出勤時間がなくなって空いた時間を有効活用することができます。
ただし、SEやプロジェクトマネージャーなどの上流工程になると、リモートワークができない日もあります。
クライアントとの打ち合わせやチームの取りまとめ、といった業務が中心となり、状況に応じて出勤する必要もあるためそこは注意です。
それでも営業職など他の職種に比べれば、エンジニアはリモートワークがやりやすいでしょう。
リモートワークで家にいる時間が長ければ家族と過ごす時間も長くなり、精神的にも安定して仕事に臨めることが期待できますね。
リモートで働きたいという方にもWebエンジニアはおすすめできます。
5.自分で稼げる
最後のメリットは、エンジニア職はフリーランスにもなれることです。
エンジニア職はリモートワークがしやすく、個人で作業が完結できるため、会社を独立し自分で稼ぐ人も多くいます。
特にWeb業界の場合、フリーランスに仕事を依頼する企業が多く、仕事が豊富にあります。
フリーランスになれば会社に縛られて働かなくても良くなります。
自宅やカフェ、コワーキングスペースなど好きな場所で働くことができ、オフィスで働くよりストレスが軽減されるかもしれません。
フリーランスの場合、クラウドソーシングやフリーランスエージェントなどから仕事を得ます。
昔に比べフリーランスが活躍する土壌ができており、営業力が不足していても仕事を獲得しやすくなっています。
また、フリーランスは仕事量も自分で調整することが可能です。
仕事を複数のクライアントから受注したり、単価の高い仕事を受注したりすることで、サラリーマン以上に収入を増やせます。
サラリーマンは収入の上限がありますが、フリーランスは上限が決まっておらず、月収100万円を超えるエンジニアもいます。
逆に、育児に集中したいときや様々な事情で仕事にリソースを費やしたくない場合は、仕事量を抑えることも可能です。
毎月少しずつ仕事をこなせば、エンジニアとしてのスキルも落ちにくいでしょう。
このように、フリーランスエンジニアとしても働けるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
さいごに
本記事では女性がWebエンジニアになるメリットを解説しました。
Webエンジニアが女性になぜおすすめできるのか、お分かり頂けたかと思います。
改めて今回解説した5つのメリットをおさらいしましょう。
まず、Webエンジニアはライフプランに合わせて仕事ができ子育てとの両立もしやすいです。
育休・産休も取りやすく同じ会社で働きつづけられますし、他の会社に転職することも容易です。
次に、単価が他の職業よりも高く年収をアップさせることが可能です。
その上、エンジニアの仕事は成果が数字として現れやすく、実力があれば評価されるので更に年収を上げられます。
また、エンジニア職はリモートワークがやりやすいのもメリットでしょう。
そして、Webエンジニアはスキルを高めれば、フリーランスとして自分で稼ぐこともできます。
このようにエンジニア職は自由度が高く、その上年収も上がりやすいため、女性にもおすすめできる職業です。
エンジニアになると人生の自立度や柔軟制、安全性が高まります。
職種に迷っている方はぜひエンジニアをおすすめします。