bravesoft株式会社 CTO 池田氏|リモートワーク歴5年・エンジニアファーストで働く環境が魅力的な会社。エンジニア募集中!
2021年9月21日 掲載
この度、bravesoft株式会社 池田氏にインタビューさせていただきました。
プロフィール
bravesoft株式会社 執行役員 CTO / 技術統括室長 池田 純康 氏
University of California, Irvine卒。新卒で日本マイクロソフトに入社。テクニカルリードとなった後、“モノづくりがしたい”という思いを実現するためベンチャーへの転身を決意し2016年5月当社に入社。2017年7月、執行役員就任。2018年1月より受託開発部門の責任者に就任し、オフショア子会社統括も兼任。2020年7月より技術統括室就任。2021年7月よりCTO就任。
事業概要
事業概要を教えてください。
弊社は、toB向けの自社サービス、toC向けの自社サービス、そしてパートナー様をターゲットとした受託開発、この3つの事業を行っております。
我々が『eventech(イベンテック)』と呼んでいる、イベントを主体とした技術を中心に世界を変えていこうと考える中で各事業を進めております。
特に、多くのイベントや会社のセミナー等で使用されている『eventos(イベントス)』は、我々の主軸として伸ばしている製品です。
開発環境
開発環境はどういったものを使用しているのですか。
下記の環境の下、開発を行っております。
アプリエンジニア
【使用ツール】backlog、Slack、Git
【使用技術】Swift、Objective-C/ Android Java、Kotlin
【各種環境】Xcode / Android Studio
サーバーサイドエンジニア
【使用ツール】backlog、Slack、mysql、Nginx、visual studio code、Gitlab
【使用技術】PHP / Laravel、Go、Java (フロントは Vue.js がメイン)
【各種環境】AWS / Firebase各種サービス / Azure
とてもモダンな開発環境ですね。
そうですね。本当はコンテナ技術を入れたいんですが、まだまだこれからというところです。
リモートワーク導入のきっかけ
リモートワークを取り入れたきっかけを教えてください。
場所ではなく、結果が大切という概念があったので、リモートワークはコロナ前から取り入れていました。
一方で、我々はイベントを中心にしているため、リアルも大切にしていきたいという考えもありました。
人が集まることで生み出されるものもあるので、リモートワークだけでもリアルだけでもダメで、この組み合わせをどうしていくかが重要だと思っています。
リモートワークはいつ頃から行っているのですか。
自宅作業は私が入社した2016年にはありました。
体調不良の理由が多かったですが、企画書を集中して書き上げたい時にも使っていました。
本格化したのはコロナ以降ですが、他社様に比べてもリモートワークはいち早く導入していたと思います。
リモートとリアルの組み合わせが大事とのことですが、
リアルで集まることに関して何か工夫はされてますか。
同じ場所で近くにいることを大切にしています。リモートワークだと遮断されたり、大人数だと発言がしにくかったりしますが、近くにいると圧倒的にコミュニケーションがしやすいです。
今はほとんどリモートワークですが、以前リモートワークと出社を組み合わせて行っていた際は、同じチームのメンバーはできるだけ出社時間を合わせるようにしていました。
またテックデイやテックランチという、週に1回エンジニアが集まる日をもうけております。まだ8月から始めたばかりでまだまだ様子見ですが、これから長く続けてカルチャーにしていきたいと思っています。
リモートワークのメリット
リモートワークのメリットを教えてください。
まず集中しやすいことが1つのメリットだと思います。
リアルの良さはありつつも、やっぱり途中で何かが入ることが多いので集中が途切れやすいです。その点リモートワークだと今やることに集中しやすいので、大きなメリットだと思います。
また無駄な移動時間がないため、その分を自分の成長に繋がる時間にすることができることも1つのメリットだと思います。
あとは逆にリモートだからこそコミュニケーションが取りやすい場合もあるのでは、と思っています。リアルだと人が捕まらない場合も、リモートワークだと移動時間がない分、捕まえやすかったりします。また画面の共有をしながら相談しやすかったり、それがデータとして残るという面ではエンジニアならではのメリットだと思います。
リモートワークだからこそ逆にコミュニケーションが
取りやすくなる、と聞いたのは初めてです。
ケースバイケースだと思います。リモートワークだとひとまず質問を投げておいて、時間があるときに返してもらおうと思えるので、発信しやすいと思います。逆に反応が悪いと、なかなか解決しない時もあると思います。
リモートワークでの課題
逆にリモートワークのデメリットや課題が
あれば教えてください。
フランクなコミュニケ―ションが取りずらいので、関係性を深めることや一体感が弱くなってしまうと思います。完全リモートワークだと、会社にいるという感覚も弱くなってしまうので、そこが課題だと感じています。
そのため、リモートワークでも皆で集まってコミュニケ―ションが取れるようにどうすれば良いかを試行錯誤しています。今はoViceという、バーチャル空間オフィスでコミュニケーションを取る機会をつくったりしています。
まだトライアル期間中みたいですが、
機会があればまた感想を聞かせてください。
エンジニア採用の難しさ
少しリモートワークから離れますが、
エンジニア採用で難しいと思っていることはありますか。
売り手市場で競争も激しいので、エンジニアをどう見つけて、我々の会社をどのようにして魅力的に感じてもらうか、そしてそれをどう伝えるか、といったことが課題だと感じております。
エンジニアを採用する会社が腐るほどある状態で、どうエンジニアに刺さる内容で知ってもらって、どう興味を持って入社してもらうかが難しいと思っています。
そのために、これからしたいことや
既に行っていることは何かありますか。
エージェントを使うことは1つなんですが、現在考えていることは、会社のエンジニアリングに特化して情報を出していきたいと思っています。
どういうカルチャーなのか、実際にどういう技術で行うのか、どういうビジョンでどういう方針なのかといった、会社の事業ではなく、エンジニアリングの情報をもっと出していきたいと思っています。
カルチャーフィットするエンジニアについて
御社に入社した際にはどのように成長できますか。
言ったことをやってほしいとは思ってなく、エンジニアからのやりたい、やるべきだという声を大切にしているため意見は言いやすく、その分成長もしやすいと思います。エンジニアからのやりたいと求めるチャンスは与えていく会社ではあるので、成長の幅はあると思います。
実際にエンジニアからのそういった
『やりたい』という声はあるのですか。
そうですね。実際にそういった声はありますし、結局モノをつくるのはエンジニアなので、その人たちの意見は1番だと思って大切にしています。
今後の事業方針と採用方針
今後の事業方針・採用方針を教えてください。
先程お話したイベントテクノロジー(eventech) を中心として事業を進めていきますが、会社としてどれだけ世の中にインパクトを与えているかの指標の1つとしてMAUを追っております。そのため、弊社自社サービスであるeventosやLive!アンケートといった製品はもちろんですが、受託開発もただ作るのではなく、より多くのユーザーにつかってもらうために作ることも重視しています。
それを実現するためにも、ただ作るのではなくお客様のビジネスや製品をGrowthさせたいと思うエンジニアを採用していく必要があると思っています。また、アプリやサーバーエンジニアも引き続き採用しますが、インフラ/SRE/データサイエンティストといったまだ弊社で少ないエリアの役割の方も必要と感じております。なお、海外人材はもともといるので、国籍は考えずに採用していきたいと思っております。
会社HP:https://www.bravesoft.co.jp/
投稿者プロフィール
柳 恭平
テックゲート運営責任者。約3年間のフリーランスの経験をしてテックゲートに参画。 営業,企画,マーケ,広報,エンジニア対応とマルチに対応。最近ではPythonを使った業務効率化する方法を習得中。