【初心者必見】クラウドソーシングの注意点まとめ

クラウドソーシングフリーランス副業注意点

2021年3月26日 掲載

隙間時間の副業として注目されているのがクラウドソーシングです。

自分のスキル、特技を活かして稼ぐことができます。

そんなクラウドソーシングを行う際、注意点がいくつかあります。

気をつけておかなければ大きい負担や無駄な労働になってしまう可能性もあります。

今回は絶対に気をつけてほしい注意点について詳しく解説していきたいと思います。

そもそもクラウドソーシングとは?

クラウドソーシングは自分のスキルを活かして働ける!

そもそもクラウドソーシングとはどういったものか、について解説します。

どのように仕事を獲得するのか、利用するメリットはあるのか、詳しくみていきましょう。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングは、フリーランスや副業ワーカーに業務を委託できるサービスです。

サイト内で契約を結び、そのままやり取りをすることができます。

制作物を受け取り、報酬を支払うのもサイト上で全て完結します。

また、相互評価機能もあり、お互いの仕事ぶりを評価することも可能です。

クラウドソーシングの運営者は、やり取りを仲介し、安全な契約を保証します。

クラウドソーシングの登録者数は年々増えています。

大手クラウドソーシングサイトである「クラウドワークス」のみに限定しても、登録者数は300万人います。

その上、コロナの影響で仕事を外部に委託したい企業が増え、利用者は更に増加すると考えられています。

【SNS】

仕事を選べるというメリット

クラウドソーシングでは、掲載された求人にワーカーは自由に応募できます。

求人には必要なスキルや報酬額、納期などが掲載されています。

仕事を自由に選べるというのは、ワーカーにとってメリットです。

たとえば、自分がスキルのある人材として働くことのできる分野で活躍すれば、知識をインプットする手間を省くこともでき、今もつ知識を生かして短時間で高い報酬を得られるでしょう。

また逆に、経験が浅い分野の案件をこなすことで、フリーランスとしてのスキルの幅を広げることも可能です。

自分が今やりたい仕事を選べる自由度の高さが、クラウドソーシングの魅力です。

自分で仕事を選べる点が逆効果となることもある

ただし、自分で仕事を選ぶというのは、注意しなければならない点もあります。

直感で選んでしまったり、内容を精査せず選択してしまったりする場合、大きな負担となることも少なくありません。また報酬の支払い時にトラブルが発生する場合もあるようです。

特にクラウドソーシングには、選ぶべきではない案件も多くあります。

そのあたりについては、以後詳しく解説しましょう。

クラウドソーシングの注意点①・契約書は読み込もう!

クラウドソーシングを使う上での注意点を解説していきます。

まず、クライアントと契約する前に、契約内容はしっかり読み込むようにしましょう。

その理由について、以下で解説していきます。

フリーランスは注意して案件を選択しよう

クラウドソーシングに案件を出すクライアントは、必ずしも善意に基づいて活動しているとは限りません。

中には、不慣れな初心者をターゲットに、様々な契約条項を盛込むなど、報酬以上の労働を搾取しようとしてくる場合もあります。

いい条件での依頼かと思っていたら、実際には稼働時間が多く大変な仕事だったという場合もあるようです。

こういったクライアントと契約しないために、案件の詳細に注意して応募しましょう。

また、クライアントの評価がどうなっているか、確認することも大切です。

クラウドソーシング内での評価が著しく低い場合、怪しいと思っても良いでしょう。

高単価でも、思わぬ落とし穴があることも

高単価案件を狙えば、必ずしも稼げるとは限りません。

高単価案件はそれだけ専門性が高かったり、難易度が高かったりします。

自分の得意分野でない場合、負担が非常に大きくなる可能性もあり、時給換算したら却って低くなることも。

また、システム開発の案件では、契約条項に開発後のメンテナンスを求める場合もあります。

こういった作業も合わせて行うとなると、高単価でも割に合わなくなるかもしれません。

契約条項を良く読み、自分の負担が大きくないか、思わぬ作業はないか、確認しましょう。

詐欺まがいの案件を出しているクライアントも中にはいるので初心者は特に注意!

中には、詐欺まがいの案件を出しているクライアントもいます。

たとえば、サクラレビューやマルチ商法の場として利用されることもあります。

もし高単価であっても、こういった案件は受けないようにしましょう。

クラウドソーシングの注意点②・低価格の案件は避けるようにしよう

低価格の案件は時間を無駄にすることにもつながりかねない

2つ目の注意点は、低価格の案件は避けるようにしよう、ということです。

初心者の中には、スキルが不足しているからという理由で、低価格の案件ばかり受ける人がいます。

しかし、それはあまり良いことではありません。

どういうことか、詳しく解説していきましょう。

低価格の案件は割に合わない業務量のものも多い

低価格の案件は時給換算すると、割りに合わないことが多いです。

たとえばライターの仕事などは、文字単価0.1円などというケースもあります。

こういった単価の場合、頑張って仕事しても時給300円もいかないでしょう。

副業ということで割り切っても、さすがに安すぎの感があります。

そのため、時給換算して割に合う単価の案件を獲得するようにしましょう。

もし、低価格の案件しか獲得できない場合、本当にクラウドソーシングを使うべきか、検討してみても良いかもしれません。

たとえば、UberEatsやメルカリなど、他にも副業ができるプラットフォームはあります。

無理してクラウドソーシングに拘る必要もないでしょう。

【SNS】

クラウドソーシングの注意点③・個人情報を求められる案件には注意!

3つ目の注意点は、個人情報を求められる案件についてです。

こういった案件も、避けるのが賢明でしょう。

その理由について、詳しく解説していきます。

サイト外部でのやりとりを求めてくるクライアントには注意

クライアントの中には、サイト外部のSNS等でやり取りしませんか、誘ってくるときがあります。

外部ツールを使った方が、やり取りが便利になることも確かにあるでしょう。

しかし、クラウドソーシングは本来その内部で完結するものです。

そして、クラウドソーシングの運営者は、サイト外部でのやり取りには責任を持ちません。

そのため、もしサイト外部で制作物を提出し、料金が支払われなかった場合、運営者を頼ることができません。

サイト外部でやりとりを求めてきた場合、十分に注意しましょう。

個人情報の取り扱いには十分注意

個人情報の取り扱いにも注意が必要です。

クライアントに求められたからといって、安易に個人情報を渡さないようにしましょう。

詐欺に利用されたり、様々な勧誘をされたりする場合もあり得ます。

クラウドソーシングの注意点④・お試し形式には注意!

最後の注意点は、お試し形式には注意、ということです。

特にWebライターの仕事の場合、「まず一記事お願いします」と言われ、お試し記事を書くように言われることがあります。

クライアントは、お試し記事のクオリティーを見て、それから継続受注するか決めたいのです。

しかし、ワーカーの立場からすると、お試し形式を受けるのは少しリスクがあるのです。

そのあたりについて、詳しく解説しましょう。

お試し記事執筆などには注意したい

テストライティングが必要とある場合、報酬が発生するかの確認は必須です。

発生しない場合、テストライティングは受けないのがおすすめです。

なぜなら、テストライティングに落ちた場合、完全にその仕事が無駄になるからです。

加えて、テストライティングを無償でやらせるクライアントは、質が低いことも多いです。

コストを抑えることを優先して考え、ワーカーのことを考えていないケースも。

テストライティングは有償であることが前提としましょう。

無償の場合は、別のクライアントへの切り替えも視野に入れましょう。

【SNS】

お試し記事の報酬をもらえない場合も

テストライティングに受かった場合は報酬がもらえるが、落ちた場合はもらえない、という場合もあります。

こういったケースも、あまり良くありません。

たとえ不採用になっても、報酬が発生するクライアントを選ぶべきです。

やってみると分かるのですが、タダ働きになるのは、想像以上にメンタルにダメージが行きます。

更に言えば、単価が低くないクライアントをなるべく選択したいです。

たとえば、通常は文字単価1円なのに、テストライティングのときは0.2円、という場合などは避けたいです。

お試し記事の報酬額がいくらか、契約前に確認しておくようにしましょう。

まとめ

本記事では、クラウドソーシングの注意点について解説しました。

クラウドソーシングを使う上で、どういったことに気をつけるべきか、お分かり頂けたかと思います。

本記事で解説した内容は、以下の4つに集約されます。

  • クラウドソーシングは便利だが、悪質案件もあるので注意
  • 高額案件・超低額案件は割りに合わない場合も。詳細を必ず確認
  • 個人情報を求めてくるクライアントには細心の注意を
  • 「お試し」形式の案件は、お試し部分に報酬があるのか確認

クラウドソーシングは、未経験者でも副業ができる便利なサイトです。

反面、悪質な案件も紛れているので、注意して活用してくださいね。

悪質案件を回避するには、クライアントの評価を確認し、契約条項も読み込むようにしましょう。

本記事が、クラウドソーシングの利用を始める方にとって、有意義なものとなれば幸いです。

またフリーランスの副業はクラウドソーシングに限られません。

以下の記事ではクラウドソーシング以外のおすすめの副業について詳しく解説しています!

フリーランスエンジニアに適した意外な副業4選

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