必見!2021最新版・稼げる言語ランキング

エンジニアプログラミング稼げる言語高単価

2021年3月26日 掲載

稼げる言語はフリーランスが注目したい情報です。

キャリアプランニングに役立つ上、トレンドの把握にも繋がります。

スキルアップの際の参考にもなることでしょう。

今回は稼げる言語をランキング形式でご紹介します。

それぞれの言語の特徴についても併せて説明します。

フリーランスが稼げる言語ランキング第四位・Type Script

第四位はType Scriptという言語です。

Type Scriptとは2021年にマイクロソフトが開発しました。

JavaScriptを進化させて作った言語であり、基本的にはJavaScriptと同じ構文を用いています。

JavaScriptでできることは基本的にType Scriptでも可能です。

そのため、主にWebアプリケーション開発で使われることが多いです。

Type Scriptを使用するエンジニアの平均年収は800万円超!

Type Scriptを使用するエンジニアの月額平均単価は、70万円程度となっています。

参考:https://hrog.net/report/career/82292/#JavaScriptTypeScript

また、母集団は異なると思われますが、年収の中央値は575万円とのことです。

参考:https://www.fenet.jp/beginner/column/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC/314

平均年収が800万円超であることを考慮すると、コミュニティ内における高収入のエンジニアの絶対数はかなり多いと考えられます。

【SNS】

Type Scriptの特徴とは?

Type ScriptはJavaScriptと違い、型宣言ができます。

そのため、変数や関数の戻り値などが、どの型なのかひと目で分かり、開発効率がアップします。

また、「class」が使えるのも大きな特徴です。

「class」を使えば、簡単にオブジェクト指向開発ができます。

こういったメリットがあるため、Type Scriptは今注目されています。

Googleでも採用されている程に優秀さが認められています。

Type Scriptの学習難易度・将来性は?

Type Scriptの難易度は高いです。

型宣言ができるのは便利な反面、型に対する高度な知識が求められます。

また、日本語の情報が少ないため、英語が苦手な方は学習に苦労するかもしれません。

とはいえ、今後導入が進めば、日本語の情報も多くなると思われます。

将来性は非常にある言語です。

Java scriptから移行する企業が今後増えていくことが予想されます。

それに伴い、Type Scriptを習得するエンジニアも増えていくでしょう。

フリーランスが稼げる言語ランキング第三位・Scala

第三位はScalaです。

Scalaは2003年にスイスで誕生した言語です。

Scalaの開発者はJavaの開発にも関わっていたため、ScalaはJavaとの親和性が高いです。

Javaと文法が似ていたり、Javaと同じくJVM言語だったりします。

Scalaを使用するエンジニアは20代で400万円以上稼げる!

Scalaの年代別平均年収は次の通りです。

  • 20代:440万
  • 30代:512万
  • 40代:608万
  • 50代:600万

20代で400万円以上稼げるのは凄いことです。

あくまでこれは平均であり、実際はもっと稼いでいる人もいます。

Scalaを習得すれば、若手の内から高収入を得ることができます。

Scalaの特長は?

Scalaの大きな特徴は、オブジェクト指向型と関数型の両方を兼ね備えている「マルチパラダイム言語」である点です。

オブジェクト指向とは、関連性のあるデータや関数を「オブジェクト」という単位にまとめて扱う手法のこと。

オブジェクト指向で書けば、ソースコードの修正・追加がしやすいメリットがあります。

関数型とは、それぞれの処理を関数単位でまとめて扱う手法のことです。

関数型は、プログラムが分かりやすく、素早く書くことができるのがメリットでしょう。

Scalaはどちらでも書けるため、後に修正が発生しそうな箇所はオブジェクト指向、それ以外は関数、という風に書き分けることが可能です。

加えて、ScalaはJavaと互換性があり、Javaのライブラリなどはほぼ全て使用可能です。

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Scalaの将来性や難易度は?

Scalaの難易度は比較的高めです。

イメージとしてはJavaの発展版という感じで、Javaをマスターしている人なら習得は容易ですが、それ以外の人にとってはハードルが高いでしょう。

特に、オブジェクト指向型と関数型、両方を使い分けるには、高いスキルが必要です。

実際Scalaは学習コストが高い、コミュニティの治安が悪いという理由から新規参入者が少なく、衰退傾向にあります。

オブジェクト指向型と関数型の両方を経験し、プログラマーとしてのスキルを上げたい方にはおすすめです。

しかし、プログラマーとしての経験が浅い方には、Scalaはあまりおすすめできません。

他の言語を習得してからScalaに挑む手はありますが、その頃にはScalaが下火になっている可能性もあります。

総じてScalaは、経験者向けの言語と言えますね。

フリーランスが稼げる言語ランキング第二位・C++

第二位はC++です。

C++は1983年に誕生した言語です。

C言語にオブジェクト指向ができる機能を追加して作られました。

家電などの組み込みソフトウェアやスマホ、Webアプリに使われています。

C++に関しては、ご存知の方も多いかと思います。

40代で630万超でトップクラスの年収!

C++の年代別平均年収は次の通りです。

  • 20代:390万
  • 30代:521万
  • 40代:633万
  • 50代:635万

参考:https://www.tech-street.jp/entry/research-programminglang

40代で630万超というのは、トップクラスの年収と言えます。

C++の特長は?

C++はC言語の基本機能はそのままに、複数の機能を新たに追加しています。

いわゆる「マルチパラダイム言語」と呼ばれる種類です。

C++はCと同じくコンパイラ言語です。

コンパイラ言語とは、機械語に一括で変換して実行する言語のこと。

インタプリタ言語(一行ずつ機械語に翻訳していく言語)よりも、処理が高速なのがメリットです。

なおかつ、C++はオブジェクト指向言語でもあります。

JavaやPythonなど他のオブジェクト指向言語に比べ高速である、というのがC++を使う利点でしょう。

高速処理が求められる分野で多く使われています。

C++の難易度・将来性は?

C++の難易度は高いです。

多くの機能がある分覚えるべきことがたくさんあります。

また、初心者にとって分かりにくいのが「ポインタ」というものです。

ポインタを扱う場合、メモリ管理についても考える必要があります。

C++は上級者向きと言えるでしょう。

ただ、プログラマーとしての幅を広げるという意味では、経験することに損はない筈です。

実際、情報系の大学でC++の講義が行われることもあります。

教材も多く売られているので、経験の浅いエンジニアもC++をかじってみて良いかもしれません。

高速という特性を生かして人工知能開発でも採用されているため、将来性はあるとみて間違い無いでしょう。

フリーランスが稼げる言語ランキング第一位・R

フリーランスが稼げる言語第一位はR言語です。

R言語は1996年に誕生した言語です。

R言語は機械学習や統計解析の分野で用いられています。

40代で750万超の圧倒的な収入!

R言語の年代別平均年収は次の通りです。

  • 20代:476万
  • 30代:569万
  • 40代:753万
  • 50代:575万

参考:https://www.tech-street.jp/entry/research-programminglang

各年代の全業種平均と比較しても100万円程度多く、超高水準と言えますね。

Rの特徴は?

R言語は、統計解析に特化している珍しい言語です。

統計解析とは、収集した大量のデータを分析し、企業とって有益な情報を導き出すことです。

R言語では数多くの統計解析用ライブラリが使えます。

また、折れ線グラフなどのグラフの出力も容易に行えます。

加えて、外部の情報もかんたんに取り込むことが可能です。

また、コード量を少なくできる、のもR言語の特徴です。

コード量が少ないと、開発スピードを速くできたり、デバックを効率良くできたりします。

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Rの難易度・将来性は?

R言語の難易度は高いです。

R言語の文法だけなく、数学や機械学習の知識がないと使いこなせません。

統計解析以外のことはできないため、統計解析や機械学習分野に興味がない方は、勉強する必要はないでしょう。

言語としての将来性はもちろんあります。

ビッグデータの解析や機械学習は、今後流行するであろう分野だからです。

なお、こういった分野に関わるなら、Pythonを学ぶのも手です。

Pythonは機械学習だけでなく、Webアプリケーションの開発などもできるため、幅広い開発に関わりたいなら、こっちを学習すべきでしょう。

ただ、R言語はコード量が少ないため、一度習得してしまえば楽です。

平均年収が高いのも、少ない開発時間で多くのことができるからでしょう。

まとめ

本記事では稼げる言語ランキングを解説しました。

本記事で解説した内容は以下の4つに集約されます。

  • Scalaは難易度が高いが、収入も高い
  • type scriptは経験者向けで、将来性・年収ともに高い
  • C++は難易度が高く高収入、教材も多いので勉強してみても良い
  • Rは言語習得以外にも素養が求められ難易度が高く、将来性・年収ともに抜群

稼ぎたい方は、これら4つの言語を学ぶのがおすすめです。

ただし、難易度が高かったり、言語の知識以外に求められる知識があったりするので、未経験者向けではないかもしれません。

経験者の方はこれらの言語をぜひ学んでみましょう。

また、稼ぐ方法として、言語の選択以外にも様々な方法があります。

その一例として、単価交渉を成功させる方法を以下で紹介してます!

フリーランスエンジニアの単価交渉のコツ9選

また、言語の特性を理解した上で、スキルアップする方法についてもご紹介します。

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