フリーランスのスキルアップ方法9選
2021年3月26日 掲載
スキルで案件を獲得していると言っても過言ではないフリーランスにとってスキルアップは案件獲得のために必須といえるでしょう。
では、スキルアップのためには何をすべきなのでしょうか。
また、スキルアップはなぜ必要なのでしょうか。
詳しく解説していきたいと思います。
フリーランスがスキルアップすべき理由とは?
フリーランスになぜスキルアップが必要なのか。
その理由は以下の3つに分けられます。
- スキルの幅が広がると、より多くの案件を委託される
- 労働市場規模が拡大しているため
- 将来的な案件獲得の目的で
1つ1つの理由について、詳しく解説していきましょう。
スキルの幅が広がると、より多くの案件を委託される
スキルアップすると、単純にフリーランスとして高収入に繋がります。
スキルの幅が広がると、難易度の高い高単価の案件を受けられたり、より多くの案件を委託されたりします。
プログラミングの場合言語によって単価が異なるため、スキルの幅を広げ、より高単価言語の案件も受注するのが望ましいです。
たとえば、20代のF#の平均年収が312万なのに対し、objective-cは407万円であり、約100万円の差がついています。
つまり、20代でF#だけをやっていたエンジニアがF#とobjective-cを半々でやった場合、単純計算で年収は50万近く上がるということ。
加えて、希少性の高いスキルを獲得すると、クライアントとの関係性が深まり、独自のコネクションを築ける可能性もあります。
高収入を得られるのが、最も直接的なメリットと言えるでしょう。
労働市場規模が拡大しているため
スキルアップしないと、年収が上がらないどころか、今後下がってしまう恐れがあります。
なぜなら、フリーランス人口は年々増加しており、競争が激しくなってきたからです。
広義のフリーランスは2015年では913万人だったのに対し、2020年では1034万人に増えています。
5年間で100万人以上も増加しているのです。
フリーランスが増えた背景には、自由な働き方の普及、クラウドソーシングやエージェントなど、フリーランスをサポートする事業が増えた、などが挙げられるでしょう。
これまで難なく案件獲得できていても、今後難しくなるかもしれません。
将来的な案件獲得の目的で
将来需要が高まると予想されるジャンルを勉強しておくことには、意味があります。
現状ではバリューを生み出せなくても、先回りして勉強しておけば、その分野の先駆者になれるかもしれません。
先駆者になれば、将来その分野がトレンドとなった時に、希少性の高い人材として活躍できます。
現状だけでなく、将来を見据えてスキルアップすると、フリーランスとしてより稼げるようになるでしょう。
【SNS】
方法①プログラミングに関するニュースをチェックしよう
スキルアップするために重要なのは、プログラミングに関するニュースをチェックすること。
各ニュースサイトの記事を読むだけでも、今後の役に立ちます。
その理由について詳しく解説します。
スキルアップのためには最新の情報を手に入れると良い
正しくスキルアップするためには、情報のアップデートが必要不可欠です。
最新の情報を知らないことには、トレンドとなっているスキルだけでなく、今後需要が高まるスキルをも把握できません。
情報を知らないばかりに、今後下火になっていくスキルを取得してしまう人もいます。
自分が活用するスキルによって収入が激変するという意味でもスキルをしっかりと選択する必要があると言えるでしょう。
これらのことから、今後のキャリア形成に大きな影響を与えうる情報は、チェックしておくようにするといいでしょう。
方法②ブログを定期的に読もう
ニュースだけでなく、技術系ブログを読むこともおすすめします。
個人や企業が運営している数多くのブログがあります。
仕事の空き時間や休憩時間に、定期的にブログを読むようにしましょう。
自己啓発系の内容から技術系のブログなど様々な種類のブログがあり、多くの情報を
得ることができるはずです。
有名プログラマーなどのブログを読むことはスキルアップに重要!
有名プログラマーのブログを読むことは、スキルアップに直結します。
たとえは、その人が1つのスキルに関してどのような考察をしているか、自分の考えと何が違うか、分析してみましょう。
このような分析の蓄積は、判断力を養う上でも重要です。
分析結果から最終的な結論を導き出し、自分のスキルアップの方向性を決めましょう。
方法③Webサイトを活用しよう
Webアプリ開発に携わる人は特に、各Webサービスをチェックしましょう。
その理由について詳しく解説していきます。
様々なWebサイトを積極的に訪れることはスキルアップに良い効果をもたらす
様々な企業のWebサイトを訪れれば、開発の際のアイデアに活きます。
たとえば、Webサービスを実際に使ってみて、サービスの改善点を分析しましょう。
使いにくい点や問題点を分析すれば、将来自分でサービスを開発するとき役立ちます。
何事もインプットなくしてアウトプットをすることはできません。
様々なWebサイトを積極的に訪れてみましょう。
方法④プログラミングのオンラインサロンに入会する
オンラインサロンに入会するのもおすすめです。
オンラインサロンというと、有名人や芸能人がやっているものが有名ですが、それ以外にも多くの種類があります。
エンジニアの方であれば、プログラミング関連のものに入会しましょう。
【SNS】
オンラインサロンに参加し、積極的に活動しよう
サロン内で積極的に活動することで、人脈形成に繋がります。
フリーランスにとって人脈は重要です。
人脈があれば、案件を獲得できたり、困った事態に遭遇したときに先輩エンジニアから助けてもらえたりします。
また、サロンではエンジニア内で討論会などのイベントが行われます。
高度な討論に参加することで、自分のスキルで欠けている所を見つけられるかもしれません。
また、コミュニケーション能力を高めたり、自分の考え方を整理できたりすることにもなるでしょう。
このようなメリットがあるため、オンラインサロンはおすすめです。
方法⑤イベント・勉強会に参加する
イベントや勉強会に参加するのもおすすめです。
都内ではWeb系ベンチャーなどが、イベントや勉強会を多く開催しています。
それらに積極的に参加することで、スキルアップに繋がりますよ。
【SNS】
イベントや勉強会への参加は上級者にもおすすめ!
イベントや勉強会では、様々な知識を得ることが可能です。
しかし、メリットはそれだけではありません。
場合によっては、仕事獲得に繋がることもあるのです。
たとえば勉強会で、意見や討論などを通じてスキルをアピールできれば、主催する企業から目をかけてもらえるかもしれません。
このようなイベントでスキルフルな案件を獲得できれば、更にスキルを磨けるでしょう。
方法⑦ポッドキャストを定期購読する
ポットキャストとは、いわゆる音声メディアのことです。
仕事をしながら「ながら聴き」することで、スキルアップに繋がります。
フリーランスの方は、ポッドキャストを定期購読するのもおすすめです。
規模が小さいメディアだからこその利点を生かそう
ポッドキャストはYoutubeなどの動画メディアに比べ、市場規模が小さいです。
その分、発信されているものは、マニアックなものが多く、勉強になります。
専門性が高い知識や、他に出回らない知識が獲得できるかもしれません。
将来需要が高まる分野に関する情報も、得られる可能性が高いです。
規模が小さいメディアには、こういった利点があります。
方法⑧ポートフォリオを作成する
ポートフォリオを作成するのもおすすめです。
ポートフォリオとは、自分の制作物をひとまとめにしたものであり、フリーランスの多くが活用しています。自分の実力をクライアントに示すことができるだけなく、ポートフォリオ作成それ自体がスキルをあげることに役立つでしょう。
さらには、ポートフォリオは転職活動を行う際にも非常に有効です。ポートフォリオを提出できるかどうかで、転職の成功の可否が変わってくると言っても過言ではありません。
また転職成功者に共通するコツについてはこちらのページでまとめてありますので、ぜひご覧ください。
ポートフォリオ作成はスキルを上げられる上、営業でも役立つ
ポートフォリオを作成すれば、それだけでスキルアップに繋がります。
最近取得した技術をフルに使えば、有意義なアウトプットとなるでしょう。
また、ポートフォリオは営業時にもスキルをアピールするものとして活用できます。
メールで「こういうスキルを持っています」とアピールするより、実際の制作物を見せた方が、遥かに説得力が高まるのです。
高度な案件を引き受ける
今やっている案件よりも、ワンランク上の案件も積極的に引き受けましょう。
高度な案件を引き受け、委託された条件を達成しなければならない状況を作り出すことで、ある意味で自分を追い込むことができます。
高度な案件は自分のスキルアップの大きなチャンス
高度な案件を受ければ、当然その分野での知識が深まります。
フリーランスに慣れてくると、日々の業務がルーティーンワーク化して、高度な案件を受けなくなる人がいます。
普段受けている案件は確かに慣れている分スピーディーにこなせるでしょうが、何件こなしても新しいスキルは身につきません。
少しずつで良いので、高度な案件を受けてみることをおすすめします。
方法⑨新たな分野の案件を引き受ける
新たな分野の案件も積極的に引き受けましょう。
たとえば、Webアプリ案件を普段受けている人は、スマホアプリ分野にもチャレンジするなど。関連性のある分野から初めてみるといいでしょう。
そうすることでフリーランスとしてのスキルアップに繋がります。
経験が浅い分野の案件にチャレンジしてみよう
将来性があると見定めた分野であれば、経験が浅くても果敢に挑戦すべきです。
スキルアップの1番のコツは、実際に案件を受けてみること。
いつまでも練習ばかりしても、スキルは高まりませんし、これで稼げるという自信もつかないでしょう。
まとめ
本記事では、フリーランスのスキルアップ方法を9つ解説しました。
本記事で解説したことは、以下の4つに集約されます。
- スキルアップは現在・将来双方での案件獲得のために必要
- ニュース・ブログ・Webサイト、様々なメディアを積極的に利用すべき
- 勉強会やサロンの参加、ポートフォリト作成も効果的
- 上級者もスキルアップを積極的に目指すと良い
本記事がスキルアップしたいフリーランスの方にとって、有意義なものとなれば幸いです。
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